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痩せ枝や 花尾踏みしめ いくとせを
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【主題】 永遠のように感じる風景にも変化が訪れる。その一方で、今この瞬間は永遠である可能性がある。 【構想】 1~9行目までは地面、及び馬などに視点が集中しており、雨の描写もあくまで馬を中心においたものになっている。しかし10~13行目でふいに視野を広く持ち、中空から上空にかけての描写を行うことで詩の世界観の急激な拡張を狙っている。また、中盤あたりで一行当たりの情報量を集約し、読み進めると同時に視覚的に鮮明になり、そして徐々に霞んでいく様を狙っている。また、20行目で唐突に作者の意図を混在させることでそれまでの視界に対する読み方、及び伝えたいことを集約し、その後の二行では新たな情報が表れない。 【叙述】 ・「馬」→「彼ら」という曖昧化が二度にわたって行われている。これによって冗長にも思えるようなゆったりと流れる時間をイメージさせている ・語尾が常に「いる」であることで、今現在起こっている出来事であることを印象づける。そして遅々として進まない視覚的映像から、場面の永遠性を描いている ・「雨」「草」などの音を連続して用いることで冗長さをだしている ・ 暫定的に、以上。 PR コメントを投稿する
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