かれこれ２ヶ月ほど、ちゃんと毎日が楽しくて、青空の下、芝生に寝転がって流れる雲を見つめる、というような生活ができていましたが、どうやらそれも限界が来たようです。ゆううつな気分になってきました。あまり褒められた気分ではないので、中身も自我の垂れ流しです。気にしないで下さい

明日を迎えるのが怖いっていう時、ありませんか？　私はあります。毎日です

24時間の時間割をするとしたら、眠っているか食べているかである。それ以外何一つとして活動していない。最近は食べていると太ると気付いたので、よりおおく寝るようにしている。筋トレはとうの昔にメニューを忘れた

本を読むとしたらそれは寝ながらである。気付いたら読み、気付いたら寝て、そして気付いたら読んでいる。緊張感がないので何一つとして身につかない。ただ漠然と時間が過ぎるのを待つだけだ

それは勉強にも言える。たとえば一般教養を解く、たとえば専門科目を解く、それにしてもすべて時間つぶしだ。時間さえすぎればなんだって構わない。出来るだけ楽な方がいいが、それにしても手段は選ばない。生きる事は暇つぶしだ

唯一身を入れて、姿勢を正して行う行為といえば、深沢七郎を読むときくらいだろうと思う。深沢七郎の諸作品、及びその関連文献などからは、何かしら得ようと思っていままで生きてきた。でも、それも結局は21年間のうちのたった４年に過ぎない

此礼木冨嘉は、生き物としては生きているが、社会的にはとっくに死んでいるのだ

コミュニティが残っている限り、此礼木冨嘉はコミュニティの惰性によって孤独になることはない。しかしそのコミュニティはいずれ消え去るコミュニティである。サークルを離れ、大学を離れ、教授とも断絶して、そうしたらもう一人っきりだ。思えば、そのための訓練をもっと積むべきだ った

一人で居ることが普通だと思えたら大人なのだと思っている。いつまでもいつまでも人と一緒に居なければ生活できない、というのは子どもだ。割礼を行わなければならない。しかしそのきっかけなどありはしないのだ。既に、このときになって思う

人間が変わるには大きな転機が必要だと思っている。衝撃的な出来事なくして人は一歩飛躍することなどできない。必然性が必要だ。俺にとっての転機は、すくなくともこの３年間で４回あった。その４回ともフイにした。「俺はクズだから」の言い訳の下で

まったく、成長しない男だ。これだから人が離れていくし、人が寄りつかない。

それでも、２月は幸福であった。実に幸福だった。たとえ事務的な、業務的なものであったとしても、まだ自分に情けをかけてくれる人がいるなんて思ってもみなかった。とても嬉しかった

でも裏を返せば、こんなもの全部事務的なものじゃないか。俺という人間に情けをかけているのではなく、コミュニティの一員である肉人形に情けをかけているだけだ。所詮そんなもんか、とうすうす気付きつつある自分が歯がゆい。本当に冷めてしまったとき、俺はこの愛情の裏を邪推してしまいはしないか

この二ヶ月くらい、とても幸福感を感じていた。その前が最低だったこともあって、とても幸福に思えた。自分は初めて、精神的に自立できるのだと思った。考えが甘かったとしか言いようがない。今俺はこんなにも死にたい

眠ること、食べること、生きること、すべてに対して焦燥感を抱いている。すべてはこの先生きながらえるための行為なのに、精神は一刻も早い終末を望んでいる。とても歯がゆい。なんで自分はこんなに生きたそうにしているんだ。

全然辛くない。苦しくもない。ただ焦燥感だけが絶え間なく降り注いでいる。背中から生暖かいシャワーを浴びるような感覚がする。身体が下へ流されていって、気持ちだけが上へ上へとのぼっていくような気分になる

日々の努力を怠らない人間を殺したい。才能のある人間を殺したい。

自分以外の一切を憎んだところで何一つ生産的ではないという、主人公的な思考があるにもかかわらず、そのことを欠片一つさえ実感できずにいる。そのことがムカついてたまらない。他人を憎いと思う以上に自分が信用できない





ちょっととりとめもなくなってきたので、このくらいにします。久々の日記でこんなこと言ってすみません。






それでは、また・・・。

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